PowerShell ガイド:パイプラインに頼る

パイプライン処理というのがあります。
ある処理の出力を、次の処理の入力として定義するやり方です。

PowerShellではパイプ記号を使って記述します。

$aのメンバを調べるときにやった書き方はつぎのような記述でしたが、
Get-Member -InputObject $a;

こう書くことができます。
$a | Get-Member;

この記述は、$aというオブジェクトをGet-Memberの入力として引き渡しますよという意味です。
パイプライン処理は、慣れるとほんとうに便利です。
2行書くところを1行にしてしまったり、便利すぎてごめんなさいというところです。

でも、ワンライナー(1行のものかき)にこだわるのはセンスないです。
1行でできたよというのがすごいわけなくて、1行でめちゃくちゃながい、読みづらいとかだともう、手に負えない。
処理が局所化されて構造化されたスクリプト基盤をつくっておくのがよいです。

パイプができるから全部それでつなげちゃうというのでもなく、使いどころというのがセンスです。