PowerShell ガイド:おさらいバイバイ

いままでやってきたことをおさらいします。

使えるコマンドを調べることができます。
Get-Command

コマンドのヘルプを参照することができます。
Get-Help

フォルダの中を一覧できます。
Get-ChildItem

$から始まるスペースを含まない文字列を変数として扱うことができます。
($aといういかにも名前考えるの面倒ですというような変数を使いました)

オブジェクトのメンバを確認することができました。
Get-Member

そして、いちばんはじめから記述しながらいままで説明のなかったものがありました。
-セミコロンについて
PowerShellでセミコロンは行末を表します。
$a = 1; $a = $a + $a; $a; $a = $a + 4; $a;

このように記述しても、それぞれの行として解釈され実行されます。
出力箇所は2箇所、それぞれ、代入ではなく変数の値を出力する文のところで出力される形です。
ただ、こんなのは読みづらくなるだけですのでやめてください。

PowerShellはエンジンが解釈して実行していますので、解釈ルールに則っている限り、
スペースを省こうと、開業をなくそうと自由度高いです。
でも、だからこそ、みんなで意識を合わせる場合やなんかには、ルールが必要なんですね。
ローカルルールになるけれど、拡張性と自由殿弊害を考慮したものならば、
ルールに従って記述するというのは逆に強いわけです。
変更があったとき影響箇所を判定したりとか、そういうことのためのルールっていうのは、
必要なんじゃないかなと思います。

そして環境が自律的にルールを適用し守られるようチェックする。
ひとの目や手で確認されるのは漏れるのでNGですけど、環境自体が機械的にチェックすれば楽です。

これまで、基本として頻繁に使う、もしくは困ったときに使うべきコマンドを学んだことになります。
実用的なところをあんまり勉強することなくここまできましたが、ベーシックはこれで卒業です。
ありがとうございました。